アップライジングは
栃木ダルクさんとの共同作業をしています。
週に2〜3回、栃木ダルクさんから障がい者さんの施設外就労のような形でアップライジング宇都宮店で働いて貰ってます。
働く内容は、タイヤとアルミホイールの洗浄です。その方々に給料は発生しませんが、栃木ダルクさんの方に工賃のような状態でお支払いをしています。
彼らも社会復帰の為のいい経験になるとの事で一生懸命頑張って洗ってくれます。
朝礼にも参加してくれています。
日によって違う方が来ますが8人位で回しています。物凄く一生懸命で仕事が早いです。凄く助かっています。
また、その流れから更に1つ抜け出た人には、当社スタッフやアルバイトと全く同じ仕事をやって貰います。
そして栃木ダルクさんの方からOKが出た時点で栃木ダルクさんを卒業する事も出来ます。
栃木ダルクさんの卒業と同時に、その方が選ぶならアップライジングにアルバイトとしてスタートする事も出来ます。
1人暮らしが不安な方には寮生活からのスタートも出来ます。
ここで自信を持って凄い事だと思うのは、この流れによりその方々は生活保護を打ち切り、働いてお金を稼ぎ、所得税をはじめとする色々な税金を納める納税者に買われるんです。
日本からお金を貰う生活保護者から、納税する側に変わる事って凄い事だと思ってます。
日本にとってはダブルパンチで効果的です。
アップライジングはつい先日、生活保護者から納税者になった方がまた出ました。
これで3人目です。
1人目の方に関しては、当社のアルバイトから正社員になり今では幹部社員としてアップライジングを引っ張って行ってくれています。結婚もして子供も出来ました。
ダルクを卒業して社会復帰する事により家族とも仲直りする事が出来ます。
皆、ずっと親と連絡を取ってませんでした。
15年連絡を取っていなかった間に父親が亡くなっていたと言う方は、母親と仲直りできた事で父の墓参りにも行けたそうです。
無理やり栃木ダルクに入れられて親を恨んでいた方も、和解する事が出来ました。
合法でない薬物を使ってしまう事は勿論犯罪ですし、悪い事です。
その依存症になってしまった方々は、一生懸命辞めようと努力しますが、中々辞められることが出来ず、苦しんでいます。
そんな苦しみから抜け出すために頑張っている人達を応援するのも中小零細企業の役目のように感じます。
今後も、日本の為、社会の為、社会復帰するために頑張っている人の為の取り組みを続けて行きます。
アップライジングにも多くの外国人が働いているので、労働者不足を外国人に頼る事は勿論ありだと思ってます。ただ、それ以外にも色々な方法がある事も知って貰いたいと思って今回ブログに書きました。
長文を読んで頂きありがとうございました。
posted by こうちゃん at 16:55
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